ゴールデンカムイ ネタバレ2巻の感想と考察!「それぞれの動機」

ゴールデンカムイ(全巻)

「ゴールデンカムイの第2巻」をネタバレしてご紹介します!

週刊ヤングジャンプで連載中の人気漫画「ゴールデンカムイの第2巻」について、

読んでみた感想と次回3巻への展開予想や考察を含めたネタバレ内容を漫画好きな視点で記事にしてみました。

 

金塊を探す杉本とアシリパですが、同じく金塊を求める、鶴見中尉率いる第七師団が本格的に動き出します!

囚人のボスとされる土方歳三も裏で独自に動いでおり、それぞれの動向と思惑から目が離せない、2巻はそんな内容になっています!

 

[box05 title=”前回のあらすじ要点を簡単にチェック!”]

主人公である杉本は、日露戦争で活躍した元軍人です。

死んだ親友の妻であり、自分が惚れていた相手でもある、梅ちゃんという女性の目の治療費を稼ぐため、杉本は一獲千金を夢見て北海道にやってきていました。

 

たまたま出会った男から、北海道のどこかにアイヌの金塊が隠されていることを知った杉本は、アイヌの少女・アシリパと共に、金塊を見つけすカギとなる入墨人皮を集めることになります。

 

金塊を隠したとされるのっぺら坊と呼ばれる謎の囚人、そして入墨人皮を体に彫られた脱獄囚たち、さらに陸軍最強の第七師団までが金塊を狙って動き出していることが判明。

 

脱獄囚のボス土方歳三や、第七師団を率いる鶴見中尉など、様々な人物の思惑が交差する中、杉本とアシリパもまた、それぞれの目的のために、金塊争奪戦の渦中に飛び込んでいくのでした。

 

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ゴールデンカムイ・2巻の内容をネタバレ!

ネタバレその1:あらわれる第七師団!

冬の雪山、アイヌの狩猟用の小屋で一夜を過ごす杉本とアシリパ。

その日の夕ご飯は、アシリパが捕まえたエゾウサギを鍋にして食べることになります。

 

エゾウサギにまつわる昔話を聞いた杉本は、「欲を出さなければ逃げ回ることもなかったってことだな」、と教訓を得ます。

 

杉本はアシリパから、ウサギの目玉を生で食べさせられたり、鍋に味噌を入れようとしてオソマ(ウンコ)だと誤解されたりしながらも、ヒンナという感謝の言葉と共に、おいしく食事を終えます。

 

翌日、杉本達は冬の山でヒグマの巣穴を発見します。

「ヒグマは巣穴に入ってきた人間を決して殺さない」

 

アシリパはアイヌの言い伝えを紹介し、父も毒矢をもって巣穴に入ってヒグマを仕留めた、と杉本に言いますが、今すぐヒグマをとる必要もないため、先を急ぐことになります。

 

その頃、1巻で杉本にやられた尾形の仲間である、第七師団の軍人が四人、近くまで来ていました。

 

一度だけ意識を取り戻した尾形から、「ふじみ」というメッセージを受け取っていた第七師団の面々は、そこに何かのヒントがあると考え、尾形を倒したであろう何者かを探している様子です。

 

第七師団の一人が双眼鏡を使って杉本達を発見、アザラシの皮を張り付けた雪上用のスリーを使って猛スピードで距離を詰めてきます。

 

杉本はアシリパに入墨人皮を渡し、二手に分かれることを選択します。

自分が持っていればその場で殺されるだろうが、子供であるアシリパなら、抵抗せずに渡せば命までは取られないはずだ、と。

 

「アシリパさんにとっては金塊さえ見つけてくれれば、それは誰だっていいはずだ。俺が言ったとおりにするんだぞッ。いいな?」

 

アシリパの身を案じる杉本に対し、アシリパもまた杉本を心配しますが…。

「俺は不死身の杉本だ」

心配は無用だとばかりに、杉本はそう言うのでした。

 

ネタバレその2:追手を切り抜ける二人!

四人いる第七師団の内、三人は大人である杉本の足跡を追い、子供であるアシリパの足跡は谷垣という軍人一人に任されます。

 

アシリパは止め足、と呼ばれるクマが追跡者を巻くときに使う技を使って身を隠していましたが、東北マタギの生まれである谷垣には通用せず、すぐ見つかってしまいます。

 

アシリパは杉本の助言を無視して、入墨人皮を隠した上で、日本語がわからないふりをしてやり過ごそうとします。

 

しかしすぐに入墨人皮を見つけられてしまい、ピンチに陥った時…

山の上から巨大なオオカミが駆け寄ってくるのでした。

 

その頃、二手に分かれていた杉本も、追ってきた第七師団の3人に捕まり、不死身の杉本であることが早々にばれてしまいます。

 

尾形の残した「ふじみ」というメッセージの意味に気づいた第七師団の3人は、杉本に銃を向けて構えますが…

 

「チクショウッ!俺は不死身だああ!」

 

杉本は背後にあったヒグマの巣穴に飛び込みます。

それがヒグマの巣穴だと知らない第七師団の3人は、巣穴に向かって発砲、冬眠していたヒグマを逆上させてしまいます。

 

飛び出してきたヒグマによって、瞬く間に二人がやられます。

残った一人は猟師の祖父から教わっていたヒグマ対策の知恵で善戦しますが、やはりやられてしまいます。

 

最終的には、最初にやられた一人がかろうじて生きており、ヒグマの頭部に拳銃を乱発して仕留めますが…その一人もすぐ力尽きてしまいます。

 

ヒグマと第七師団の3人が共倒れの形になったところで、巣穴から杉本が小熊を抱えて出てきます。

 

「ヒグマは巣穴に入ってきた人間を決して殺さない。アシリパさんの教えは本当だったみたいだ」

 

一方、第七師団の谷垣に追い詰められていたアシリパはというと、巨大なエゾオオカミ・レタラの助けで難を逃れていました。

 

谷垣はレタラに対しなすすべもなく、片足の骨を折られ、気絶してしまいました。

 

アシリパがレタラとじゃれているところへ、杉本も合流してきます。

倒れている谷垣に気づく杉本でしたが、アシリパが「もう死んでいる」とうそをつき、杉本が谷垣を殺してしまうことを避けるのでした。

 

ネタバレその3:小熊の行方。アシリパのコタンへ!

小熊を放っておけず、連れて来てしまった杉本。

アシリパに食べられてしまうのでは?と恐れてた杉本でしたが、アシリパにそんなつもりはなく、子熊と共に彼女の村(コタン)まで案内されます。

 

アイヌコタンは村長を中心に数戸~数十戸の家(チセ)で構成され、秩序だった生活が営まれていました。

 

杉本はアシリパのチセに案内され、そこでフチ(おばあちゃん)を紹介されます。

 

(和人と戦うために軍資金を集めていた連中だ。歓迎はされまい)

そう考える杉本でしたが、アシリパが初めて連れてきた客であるとして、フチから歓迎を受け、泊っていくよう言われます。

 

(フチは日本語が話せないため、アシリパが間に入って通訳します)

 

フチの旦那…つまりアシリパの祖父はすでに亡くなっていましたが、村で一番偉かったことから、誰も文句を言う人間もいないようです。

また、村のほかのアイヌたちも、杉本を警戒するというよりは、興味津々な様子で見ているのでした。

 

その頃、山の中で意識を取り戻していた谷垣は、自分を襲ったエゾオオカミのことを思い出していました。

 

美しい白銀の毛並みに、東北マタギの血が騒ぎだしていた谷垣は、必ず仕留めてやるぜ、と意気込んでいるのでした。

 

 

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2巻をここまで読んでみて気付いた事

記事ではさらっと紹介しましたが、杉本が食べていたウサギの鍋はかなりおいしそうに描かれていました!

いろんなおいしそうなグルメが登場するのもゴールデンカムイの魅力ですよね!

(目玉や脳みそはあんまり食べたくないですが…!)

 

そして第七師団の3人とヒグマの戦いもかなり熱く、面白かったです!

猟師を祖父に持つ男は、やられはしたものの、重傷を負いながら一歩も引かずにヒグマに挑んでいく様は、第七師団の強さと恐ろしさ、そして先頭に対する矜持のようなものが感じられました!

 

ネタバレその4:杉本、アシリパを嫁に…?

アシリパの家に泊まることになった杉友。

 

アシリパのフチ(祖母)は、アシリパが山に入ってばかりで女の仕事ができず、アイヌの夫を持つことができない、入れ墨を入れる年頃なのにそれも嫌がる、とアイヌ語で嘆きます。

 

「杉本の旦那、この女の子を嫁にもらってくれ。孫が心配で私はこの世を去ることもできない」

 

フチが何と言ったのか、杉本はアシリパに通訳を求めます。

アシリパはわずかに頬をそめながら、どこかまんざらでもないような表情ですが…。

 

「うんこ食べちゃだめだって」

アシリパは照れたように顔を伏せ、ウソの通訳を杉本に伝えるのでした。

 

そこへオソマと呼ばれる女の子があらわれ、杉本を見て「シンナキサラ(変な耳)」と言ってきます。

 

アイヌの子供は病魔が寄り付かないように、小さい頃は汚い名前で呼ばれているようで、アシリパも昔はエカシオトンプイ(祖父の尻の穴)と呼ばれていたのでした。

「そりゃ病魔も逃げ出すわ」

 

アシリパのフチは、杉本が連れてきた子熊にエサを与え始めます。

アイヌは捕まえた子熊を育て、大きくなったらイオマンテという伝統儀礼で神の国に送り返す…つまり殺す、ということを知って、杉本は少しショックを受けます。

 

アシリパはアイヌの考えや文化を杉本に説明します。

アシリパはただ教えを妄信しているというわけではなく、信仰の中には生きる術が入っている、だから正しいことだと信じている、というスタンスのようでした。

 

「考えが現実的だな。アシリパさんってアイヌのなかでもちょっと変わってるんじゃないか?」

 

「アシリパという名は父がつけた。新年という意味だが未来とも解釈できる。私は新しい時代のアイヌの女なんだ!」

 

その頃、とある娼館で娼婦を抱いていた男の元へ…土方歳三が現れます。

 

「旺盛な性欲がアダになったな。腐敗の牛山!」

「土方のジジィ!どうしてここが!」

 

牛山は入れ墨を掘られた脱獄囚の一人でした。

牛山はなんと、抱いていた娼婦を土方めがけて投げ飛ばします。

 

土方は身を低くして回避しつつ抜刀、牛山のひたいに刃を突き付けます。

同時に牛山も拳銃を土方に向けており、二人はそのまま制止します。

 

土方は牛山に、油紙を体に張り付けて入れ墨を書き写して作った、入墨人皮のコピーを見せ、殺しあう必要がないことを説明、お互いの利害のため協力しあうことを持ち掛けます。

 

「いずれ第七師団とやり合うことになる。連中が持っている入墨人皮を奪い取る」

 

すでに仲間も集めている様子の土方に、刀なんかで帝国陸軍相手に切り合うつもりか?と、牛山が問い、土方が答えます。

 

いくつになっても男子は刀を振り回すのが好きだろう?」

 

ネタバレその5:動きだす鶴見!上官の指を食いちぎる!?

杉本はアシリパと共に、近くにある川へ魚を捕りに行き、そこでマカナックルという男性に出会います。

マカナックルはアシリパの叔父(母方の弟)であり、オソマの父でもありました。

 

「アシリパは父親が亡くなってからも一人で山へ行ってしまうから心配だった。お前みたいな強そうな男が一緒なら安心だ」

 

シサム(和人)と戦うためにアイヌが砂金を集めていた、という話ですが、どうやらそれは一部の男たちだけでやっていたことのようで、アシリパの叔父も杉本を歓迎してくれているようです。

 

アイヌにとって大事な川を汚してまでやる砂金取りは、本来アイヌにとって許されないことであり、「あの砂金は魔物がついている呪われたものだったのだ」とアシリパの叔父は言います。

 

チセに戻った杉本達は、フチと共に野菜の鍋を食べます。

フチは杉本の後ろに強い守り神がついている、と教えてくれて、杉本はアイヌの文化に習い、後ろにいる守り神におすそわけしてから、おいしそうに鍋を食べます。

 

その頃、第七師団の鶴見中尉が、部下を引き連れ、戻ってこない谷垣たちの捜索をしていました。

 

そこへ鶴見の上官である和田大尉が現れ、鶴見が勝手に兵を動かしていることを責めますが…

鶴見は和田が突き付けてきた人差し指をブチィ、とかみちぎり、和田の顔めがけてポウッと吐き出します。

 

奉天会戦で前頭部の頭蓋骨が吹き飛んでいる鶴見は、前頭葉の損傷でカッとなりやすくなっているようで、申し訳ない、と形ばかりの謝罪をします。

 

「正気ではないな。撃て」

部下に命じる和田大尉でしたが、撃たれたのは鶴見ではなく、命令した和田大尉の方でした。

 

鶴見は部下に、和田の死体を埋めておくように指示、自らの想いを明かします。

 

「ロシアからの賠償金も取れず、元屯田兵の元に残ったのはやせた土地だけ。我々の戦争はまだ終わっていない」

 

ネタバレその6:杉本のにおい!

アシリパのチセで過ごす杉本は、カワウソの鍋を食べたり、キサラリというおもちゃを使った脅かしっこのような遊びをしたりします。

 

ある夜、杉本はエゾオオカミの遠吠えを聞き、アシリパの叔父からレタラの話をされます。

レタラはアシリパが小さかった頃に拾ったエゾオオカミで、名前は白いという意味です。

 

アシリパはレタラといつも一緒で、父が死んだ後もふたりで山へ行っていたのですが…ある日、別のエゾオオカミの遠吠えを聞いたレタラは、アシリパを置いて山へ戻ってしまったのでした。

 

父が死に、レタラにも去られたアシリパは泣いて悲しみ、笑顔を見せなくなっていましたが…杉本が現れてから、再び楽しそうに笑うようになったのでした。

 

アシリパが眠っている横で、フチが杉本に、アイヌ語で何かを頼みます。

 

何と言っているかはわからなかったものの、杉本は「わかったよおばあちゃん」と答え、アシリパがみんなに愛されているのを実感します。

 

そしてみんなが寝静まったあと、杉本は一人、黙って村を去ってしまいます。

 

翌日になり、杉本がいないことに気づいたアシリパは、ストゥ(制裁棒)で後頭部を殴ってやらなきゃ気がすまない!と、杉本を探しに出ます。

 

杉本は小樽の街中で入墨人皮を掘られた囚人を探していましたが…

たまたま見かけた娼婦と、梅ちゃんを重ねて見てしまいます。

 

杉本の脳裏に、寅次の骨を届けるため、梅ちゃんの家を訪ねた時の記憶がよぎります。

ほとんど目が見えなくなっていた梅ちゃんは、その分鼻が利くようになっていたのですが…

再開した杉本のにおいに戸惑い、「あなた…どなた?」と発言し、杉本にショックを与えるのでした。

 

(梅ちゃん…俺はどんなにおいがした?)

(梅ちゃんが知っている俺は、もうこの世にいないのだろうか)

(眼が治っても、すぐに俺だと分かってくれるかな…)

 

そして現在、小樽で見つけた梅ちゃんらしき娼婦でしたが、やはり別人でした。

(そうだよな、梅ちゃんがこんな北の港街で体を売ってるわけがない…)

 

我に返り、冷静さを取り戻した杉本でしたが、梅ちゃんがいずれそうなってしまう可能性があると感じたのか、(早く何とかしないと…)と、気を入れなおします。

 

入れ墨の囚人を探す杉本は、それらしい男が娼館で暴れた、という情報を得て、手掛かりとなる娼婦を尋ねに行きます。

 

しかし、入墨について嗅ぎまわっている男がいると知った第七師団に見つかってしまい、多勢に無勢で杉本は捕まってしまうのでした。

 

杉本は第七師団の拠点に連行され、鶴見から尋問を受けます。

「尾形上等兵をやったのは貴様だな、不死身の杉本」

 

鶴見は杉本が入墨人皮を隠していると見抜きます。

すっとぼけようとした杉本は、ほほを団子のくしで串刺しにされてしまいますが、それでも口を割りません。

 

その頃アシリパは、レタラと合流し、杉本が忘れていった靴下のにおいを嗅がせ、夜を待って小樽の町で杉本を探そうとしていました。

 

ネタバレその7:杉本のにおい!

「この場を生き延びる方法が一つだけある。私の元につくことだ」

鶴見は杉本を仲間に誘いながら、自分の計画を話し出します。

 

アイヌの金塊を見つけ、アメリカ人から武器を買い、第七師団をのっとり…

北海道の主要な港町を制圧し、そして…。

「北海道を手に入れる」

 

鶴見による杉本の勧誘は続きます。

「戦場では英雄だったのに故郷に帰れば放浪生活。何か報われたか?失ったものの方が多くないか?」

共に戦ってくれ、という鶴見でしたが、杉本はなおも拒否し続けます。

 

そんな杉本を探すアシリパは、靴下のにおいを頼りに走り出したレタラの後を追い、ある建物にたどり着きますが、そこにいたのは脱獄王・白石由竹でした。

 

白石と杉本は別れる前、お互いの靴下を片方だけ間違えて履いてしまっていたのでした。

 

小樽で情報収集していたという白石は、杉本が第七師団の根城に連れていかれたのを知っており、アシリパはそんな白石を毒矢とレタラで脅し、案内させようとします。

 

そして杉本はというと、鶴見の誘いを断ったあと、ひどい拷問を受けたようで、薄暗い部屋の中、両手を椅子に縛られ、血だらけの状態で放置されていました。

(仲間になるフリをすべきだったかな…)

 

今さらながらそう思う杉本でしたが、抜け目なさそうな鶴見をだますのは難しそうであり、さらに入墨人皮の隠し場所にはヒグマにやられた兵士の装備も一緒に置いてあるため、隠し場所を言うことはできないのでした。

 

「生きてるか串団子野郎」

そこへ第七師団の双子兵士があらわれ、杉本にさらなるリンチを仕掛けようとします。

 

杉本は両手を椅子に縛られている状態でありながら、双子の片割れに頭突きをかまし、さらに椅子ごとジャンプして一回転、双子に向かってとびかかります。

 

杉本は双子の片割れの首を両足でしめ、もう片方が振りかざしたナイフを胸に刺されながらも、両手で必死に抵抗を試みます。

 

「うおおおおッ!俺は不死身の杉本だ!」

 

 

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ゴールデンカムイ・2巻を読んでみて感じた事

2巻後半もグルメにバトルに新キャラ登場に、本当に盛りだくさんな内容でした!

見どころが多すぎてまとめきれないですが…

 

一番印象に残ったのは、杉本の回想シーンに出てきた梅ちゃんが、「あなた…どなた?」と発言したところでした。

 

眼が悪くなり、鼻が利くようになったという梅ちゃんですが、久々に再開した杉本の発するにおいが、以前とは別人のようになってしまった、ということですよね。

 

杉本が金塊を求める理由は、梅ちゃんの眼の治療費を稼ぐため、なわけですが…。

たとえ金塊を手にし、梅ちゃんの眼を治療できたとしても、以前の杉本のようには見てくれないかもしれない、というのは…杉本にとってめちゃくちゃつらいことですよね。

 

実際に本編の中で、杉本が金塊を手にし、梅ちゃんを治療できたら、梅ちゃんは杉本にどんな反応を見せることになるんでしょうね…。

 

2巻で個人的にもう一つ、見どころをあげるとしたら、雪山で第七師団に遭遇し、アシリパと二手に分かれる時の杉本の発言でしょうか。

 

アシリパにとっては金塊を見つけてくれるなら誰でもいい、俺(杉本)じゃなくてもいいはずだ、という杉本のセリフ。

 

アシリパは金塊を見つけることで、間接的にアシリパの父を殺した犯人を死刑にすることができます。

少なくとも、1巻の時点で、杉本はそれこそが、アシリパが金塊を目指す動機だ、と考えています。

 

アシリパの願いがそれだけなら、杉本が言う通り、別に金塊を見つけるのは第七師団でもほかの誰もいいわけですよね。

 

だからこそ杉本もアシリパの元を去ろうとしたのでしょうが、そんなアシリパが杉本を追いかけたのは、杉本が考えている利害関係以外の理由があるから、なのでしょうね。

 

アシリパのフチも叔父も杉本を歓迎していますし、フチは杉本に、アシリパを嫁にしてほしいとすら言っていて、アシリパもまんざらでもない様子でしたしね。

 

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ゴールデンカムイ・次回3巻への考察や展開予想は?

続くゴールデンカムイ3巻ですが、いい感じに内容を忘れてしまっているので、うろ覚えで展開を予想してみます!

 

杉本が自力で第七師団の拠点から脱出するのは困難そうですから、やはりアシリパが助けにくるのでしょう。

警備も厳重でしょうが、脱獄王である白石に協力させることができれば、何とかなりそうな気もします。

 

また、レタラを狙っている谷垣ですが、彼の動向も気になりますよね。

足を怪我している状態ですが、どこかのタイミングでレタラを仕留めようと動き出しそうですね。

 

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ゴールデンカムイ ネタバレ2巻の感想と考察!「それぞれの動機」まとめ

金塊を探す各陣営ですが、2巻ではそれぞの動向が描かれると共に、動機についても1巻より深く掘り去げられた感があります。

 

杉本は梅ちゃんの治療のため、でもその目的を果たしたところで報われないかもしれない。

鶴見中尉は北海道を手に入れるため。

土方に関しては、「男の子は刀を振り回すのが好きだろ?」と、この時点では真意をぼかしてますよね。

 

アシリパに関しては、金塊うんぬんとは別のところで、杉本に対して特別な想いが芽生えかけている、ということが描かれていましたね。

 

みんなが金塊欲しさに、そしてその先の願望を実現するために動いている中…。

 

少なくともアシリパは、それだけの想いで動いているわけではない、土方と牛山のように利害関係だけで杉本と共にいることを選んだわけではない…というのは、今後の物語の中でポイントになっていきそうです。

 

今回はここまで!

次回のネタバレもお楽しみに!

 

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