ゴールデンカムイ ネタバレ1巻の感想と考察!「金塊に纏わる者達」

ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイの第1巻」をネタバレしてご紹介します!

週刊ヤングジャンプで連載中の人気漫画「ゴールデンカムイの第1巻」について、

読んでみた感想と次回2巻への展開予想や考察を含めたネタバレ内容を漫画好きな視点で記事にしてみました。

 

>>ゴールデンカムイの記事一覧>>

 

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ゴールデンカムイ・1巻の内容をネタバレ!

ネタバレその1:不死身の杉本!

明治三十七年、日露戦争の激戦地である二〇三高地で鬼神のような戦いぶりを見せた男がいました。

男の名は杉本佐一。

 

不死身の杉本と異名され、英雄と呼べるほどの活躍をみせた杉本は、本来なら武功抜群として勲章を受け、戦争後は年金暮らしをできるはずでしたが…

気に入らなかった上官を半殺しにしてしまった杉本は、除隊後は貧乏暮らしをする羽目になってしまい、一攫千金を夢見て北海道まで砂金堀りに来ていました。

 

「ああ~…カネが欲しい、カネが必要なんだ」

川に入って砂金を探す杉本でしたが、なかなか見つかりません。

そんな杉本に対して、同じく砂金掘りをしに来ていた飲んだくれの男が、酔った勢いで不思議な話を始めます。

 

かつて北海道ではあちこちの川でザクザク砂金が採れたゴールドラッシュと呼ばれる時期があり、北海道の先住民族であるアイヌは、自分達を迫害する日本人に対抗するために大量の砂金をため込んでいた…というのです。

 

「それをひとりの男がブン盗った。持ってたアイヌを皆殺しにしてな」

盗まれた金の量と価値は、現在で言えば75キログラム、およそ八億円相当にもなります。

 

しかし男は警察に追われることになり、金塊をどこかへ隠した後、捕まって死刑囚として網走監獄へ入れられます。

看守達も男の金塊を欲しがりましたが、男は何をされても金塊の隠し場所を吐きませんでした。

 

そして男は外にいる仲間に金塊の隠し場所を伝えるため、同房になった死刑囚たちの体に埋蔵金のありかを示した刺青を彫り、死刑囚たちにこう言いました。

「ここから脱獄しろ。成功した奴には金塊を半分やる」

 

囚人達に掘られた刺青は全部で一つの暗号になっており、噂を聞きつけた屯田兵が金塊目当てで囚人達を外へ連れ出した際に…囚人たちは屯田兵たちを皆殺しにして逃げ出してしまったのでした。

 

酔っ払い男は話の途中で寝てしまい、杉本も焚き火にあたりながらやがてウトウトし始め、夢を見ます。

 

日露戦争時代、杉本は幼馴染の寅次と戦場で再開しました。

虎次の妻である梅子は年々目が悪くなっており、アメリカの医者に見せるために二百円(現代で言う200万円)必要だ、と寅次は言われます。

 

北海道で砂金を当てれば一発だと言う虎次でしたが、幼馴染で親友の頼みだ、と妻のことを杉本に頼んできます。

「俺は日本に帰れない」

 

虎次の体から四肢が失われ、腹から血と内臓を垂れ流しながら、ずぶずぶと闇の中に沈んでいきます。

「おい待て行くな!梅子を未亡人にする気か!寅次!おいっ!」

 

夢から覚めた杉本は、先ほどの酔っ払い男が後ろから自分を撃とうとしていることに気付きます。

「しゃべりすぎた」

杉本が男を返り討ちにし、銃を奪い返すと、男は森の中へ逃げていきます。

 

先ほど聞かされた金塊の話は与太話だと思っていた杉本でしたが…

男が自分を殺そうとしたことで真実味を感じ始めます。

 

杉本は逃げた男を探しに森へ入りますが、男は雪の中に埋まって死んでいました。

側に合った足跡から犯人はヒグマだと気づいた杉本が男を引きずり出すと、なんとその上半身には奇妙な刺青が掘られていました。

 

「マジかよ!これが金塊の在りかを示した刺青だってのか!」

男を背負ってその場を離れようとする杉本でしたが、そこへヒグマが現れます。

 

あわや、というところでアイヌの少女があらわれ、ヒグマに毒矢を放って仕留めます。

ヒグマは毒で死にますが、どうやら男を埋めたヒグマは別にいるらしく、そのヒグマが戻ってくるから男の死体は置いていけ、とアイヌの少女が言います。

 

金塊の手がかりである死体を置いていけない杉本は、アイヌの少女にも先ほど聞いたばかりの金塊の話を打ち明けます。

すると意外にもあっさりと、アイヌの少女はこの話を信じてくれます。

 

「なぜならその殺されたアイヌの中には私の父親もいたから」

杉本はアイヌの少女と協力してヒグマを迎え撃つことになり、暗くなる森の中、焚き火を焚いて待ち構えます。

 

アイヌの少女は男の死体を見て、刺青が正中線で途切れる形で掘られていることに気付き、暗号を解くためには殺して川を剥ぐことが前提になっている、と言います。

アイヌの金塊を奪い、死刑囚たちに暗号の刺青を掘った男は、死刑囚たちに金塊を山分けする気などさらさらなかったのでした。

 

(この刺青を掘った男とは何者なんだ?)

杉本がそんな疑問をいだく中、ヒグマは奪われた獲物を取り戻すべく、闇の中、確実に二人に近づいてきているのでした。

 

ネタバレその2:アイヌの少女アシリパ!

ヒグマは人間を食べると、罰として人間しか食べれなくなる、凶暴で危険なウェンカムイ(悪い神)になってしまう、とアイヌの少女が杉本に教えてくれます。

 

暗がりでは戦えないため、焚き火の薪にするためにシタッ(白樺の樹皮)を集め始める杉本達でしたが…

予想より早くヒグマがあらわれ、しかもすでに杉本の目前まで迫ってきていました。

 

ダメ元で正拳突きを叩き込む杉本でしたが、ヒグマが相手では当然効かず、アイヌの少女のアドバイスで咄嗟に腹の下に潜り込み、しがみつきます。

 

と、雲で覆われていた満月が顔を出します。

月明かりを頼りにアイヌの少女がヒグマめがけて毒矢を放ちますが、杉本がヒグマを銃剣で刺したことでヒグマが暴れ、毒矢はヒグマの硬い頭蓋骨で弾かれてしまいます。

 

ヒグマはアイヌの少女に突進してきますが、少女を守るように巨大な白いオオカミが現れ、ヒグマに飛び掛かります。

少女はオオカミに、(レタラ)と心の中で呼びかけます。

 

その隙に立ち上がって銃を構えていた杉本が、少女のアドバイスでヒグマの心臓めがけて発砲します。

急所は外れてしまったのか、撃たれたヒグマは立ち上がると、杉本に覆いかぶさレうように倒れてきます。

 

「殺してみろッ。俺は不死身の杉本だ!」

咄嗟に身体が動いた杉本は、銃剣を脇腹で固定してうしろ向きに倒れ、覆いかぶさってくるヒグマの体重を利用して今度こそ心臓を貫き、仕留めます。

 

アイヌの少女は杉本の勇気と戦いの才能を褒めます。

「杉本佐一だ」

「アシリパ」

 

お互いに名乗り合った後、アイヌの少女アシリパは、ヒグマを解体しながら金塊の事件について自分の知っていることを杉本に話します。

とはいえ、アシリパやアイヌの人々には、犯人が捕まっていたことや刺青の暗号のことなどは何も知らされていないのでした。

 

杉本はアシリパに、一緒に協力して金塊を見つけよう、と提案します。

人を殺したくない、というアシリパは最初は拒みますが…。

(人間を殺せば地獄行きだと?なら俺は特等席だ)

 

杉本は、隠された金塊を見つければ、アシリパの父親たちを殺した男には生かされている理由がなくなって死刑になる、つまり金塊を見つけることが父親のかたき討ちになる、とアシリパを説得します。

 

杉本はヒグマに殺されて死んだ男から、暗号の彫られた皮を剥ぎ取りながら、汚れ役は自分がやるから知恵だけ貸してくれ、とアシリパの説得を続けます。

 

「俺はカネで、アシリパさんは親の仇。目的は違えど道は同じ。二人で組めば鬼に金棒だ」

 

ネタバレその3:二人目の囚人と第七師団!

脱走した囚人達を探す杉本とアシリパは、脱走犯なら大きな町で人に紛れたいはずと考え、まずは北海道一の商業都市である小樽へ向かいます。

 

杉本達は妙な刺青をした男を見たことがないか、と聞き込みをして回りますが、なかなか見つかりません。

杉本達は出直すべく町を離れますが、男が一人、後をつけてきます。

 

男は杉本達がどんどん深い森へ入っていくのを警戒し、ここで殺ってしまうか、と拳銃を取り出しますが…

アシリパが仕掛けていた人間用の罠に引っかかってしまいます。

 

杉本は男を拘束し、脅しながら情報を引き出します。

刺青の掘られた囚人たちは、最初は一緒に行動していたのですが、途中で殺し合いが始まり、バラバラになったといいます。

 

囚人の中に、殺して皮を剥ぐことを前提に刺青が掘られていることに気付いたやつがいたんだろう、と杉本が言います。

 

男は杉本達も自分を殺すつもりか、と考えますが…

杉本はアシリパとの約束で男を殺さず、刺青を書き写す方法を選びます。

 

アシリパが男の刺青を鉛筆で紙に書き写しながら、金塊を奪った犯人について質問すると

のっぺらぼうと呼ばれていた、顔がないんだ、と犯人について教えてくれます。

 

しかし直後、男は何者かに頭部を狙撃され、即死します。

 

アシリパが生木を火にくべて煙幕を張ると、男を狙撃した何者かが銃を構えて近づいてきますが…

その男もまたアシリパの仕掛けておいた人間用の罠にかかり、銃を取り上げられてしまいます。

 

その隙に杉本が飛び掛り、狙撃してきた敵と対面したことで、その正体がようやく判明します。

陸軍最強と謳われた北海道の第七師団でした。

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1巻をここまで読んでみて気付いた事

 

一巻前半はゴールデンカムイという物語の魅力と方向性がギッシリ詰め込まれたような内容でしたね!

 

主人公である杉本、そしてヒロインであるアシリパがそれぞれ何のために金塊を欲しているのかが端的に描かれ、それぞれの目的のために協力し合うことになり、そして早くも二人の囚人と遭遇、さらに強敵臭の漂う第七師団の登場など…!

 

必要な情報をきちんと伝えつつ、物語として純粋に面白い、エンターテインメントのお手本みたいな内容だったと感じました!

 

1話のタイトルは不死身の杉本、では2話のタイトルはというと、単純にヒロインのアシリパではなく「ウェンカムイ(悪い神)」と名付けられているのですが、単にヒグマのことを指しているのではなく、何かを暗示しているのかな…と感じました!

 

ネタバレその4:第七師団の尾形!

日露戦争の勝利に大きく貢献し、北鎮部隊と呼ばれる陸軍最強の第七師団…。

そんな第七師団の男と、元第一師団である杉本の戦いが始まります。

 

カネの為なら身を退け、と忠告してくる第七師団の男でしたが、杉本は金でなく惚れた女の為だ、と譲りません。

接近戦の攻防の末、杉本が優勢になり、第七師団の男の片腕をへし折ります。

 

第七師団の男は逃げようしますが、杉本が背後から投げた銃が頭部に命中、男は冷たい川へ落下していきます。

杉本は男が死んだものと考え、人を殺したくないというアシリパに、自分は殺人狂じゃないが殺されるくらいなら殺す…と自分のスタンスを伝えます。

 

「弱い奴は食われる。どこの世界もそれは同じだろう?」

 

杉本達は、クチャというアイヌの狩猟用の小屋に向かい、罠で捕まえたリスを食べることになります。

 

皮を剥いだリスの脳みそや、残った身を丸ごと叩いて作ったチタタプ、それとプクサキナ(ニリンソウ)を使ったつみれ汁などを、食事に感謝する言葉である「ヒンナ」と言いながらおいしく食べます。

 

そのころ、杉本に敗れて川に落ちた第七師団の男…尾形上等兵は、仲間に発見され、かろうじて一命をとりとめているのでした。

 

ネタバレその5:三人目の囚人!白石由竹!!

杉本とアシリパは、森に張り巡らせた人間用の罠で、新たな囚人を捕獲することに成功します。

アシリパが刺青を書き写すかたわらで杉本が情報を聞き出そうとしますが、男は答えず、軽口を叩いてきます。

 

「そのアイヌはお前さんの飼いイヌか?」

杉本は男のあごを砕く勢いで握りしめ、怒りの形相を浮かべますが、「慣れているから気にしない」、とアシリパは言います。

 

(慣れる必要がどこにある)

杉本は昔の記憶を思い出します。

 

家族を結核で次々に失った杉本は、地元では村八分のような扱いを受けていました。

残っていた家族である父親もまた結核で死んだことをきっかけに、杉本は自らの家に火を放ち、村を去ろうとします。

 

そんな杉本の前に梅子があらわれ、「私も連れてって!」と訴えますが、杉本は自分も結核になっていることを恐れて拒否します。

「うつってるかもしれない。梅ちゃんを殺したくない」

 

二年たっても発症しなければ戻って迎えに来よう…

そんな思いを胸に秘めていた杉本が村に戻ってきた時、梅子は虎次と結婚式を挙げているのでした。

 

ぼんやりしていた杉本は、兎を見つけたアシリパの声で意識を現実に戻し、二人で捕まえようとしますが…。

 

杉本達が捕まえていた囚人・白石由竹は脱獄王の異名を持つ天才脱獄半であり、杉本達が兎に気を取られていた逃げ出してしまいます。

 

杉本はアシリパに小屋に待っているように言い残し、一人で白石を追いますが…
二人そろって雪の上から落下してしまいます。

 

ネタバレその6:親玉は土方歳三?そして鶴見中尉現る!

杉本と白石は、冷たい川の中に落ちてしまいます。

あまりの寒さに二人は震えあがり、早く火を起こさなければ死んでしまう!と焦りますが、取り出したマッチはしけって使い物になりません。

 

生存のために行動するタイムリミットは10分間。

低体温症でまともな判断が出来なくなっている白石をよそに、杉本は必死に生き残る道を探します。

 

「畜生ッ、あきらめねぇぞ、絶対、生き抜いてやる」

「俺は不死身の杉本だッ」

 

閃いた杉本は、川に飛び込んで落ちた銃弾を探します。

そしてやはり、何かをはっと思い出した白石は、協力する代わりに自分を見逃すように要求し、杉本も最終的にこれを認めると…

白石は脱獄用に隠し持っていた銃弾を口の中から取り出します。

 

杉本達は銃弾を上手く使って火をおこすことに成功し、暖を取ることが出来た二人はなんとか生き延びます。

 

「刺青の囚人は全部で24人だ」

白石は杉本に知っている情報を教えつつ、のっぺら坊の仲間のことは知らないが脱獄を指揮した囚人の親玉なら知っているはずだ、と言います。

 

刺青を彫られた囚人達が、金塊目当ての屯田兵たちに外へ連れ出された際…屯田兵から軍刀を奪ってあっという間に三人を切り捨てた男がいました。

 

男は年老いていましたが、旧幕府軍の侍であり、白石は男の正体について、看守達の噂話を耳にしたことがありました。

 

「あのジジイは函館戦争で戦死したと言われている…」

「新選組鬼の副長・土方歳三だって…」

 

さらに白石は、刺青を彫られた囚人は、のっぺらぼうに「小樽へ行け」と指示されていたことを明かします。

 

白石から情報を得た杉本は、さきほどの取り引き通りに白石を見逃すことを選び、北海道から逃げるよう警告します。

 

しかし脱獄王の白石は、誰に捕まろうが煙のように逃げてやるぜ、と言い残し、その場を去っていくのでした。

 

視点が変わり、額に妙なものを装着した謎の軍人の元へ、部下が報告に来る場面になります。

 

「鶴見中尉、尾形の意識が回復しました」

「そうか。では見舞いに行ってやろう」

鶴見と呼ばれたその男は、顔の上半分の皮膚がはがれており、額に何かを装着した不気味な容姿をしているのでした。

 

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ゴールデンカムイ・1巻を読んでみて感じた事

 

1巻後半では第七師団・尾形との戦いや、リスを使った料理、脱獄王白石の登場や杉本と梅ちゃんの過去、そして囚人たちの親玉が新選組の土方歳三!?という衝撃な事実が判明し、さらにラストでは鶴見中尉と呼ばれる謎の容姿の男が登場しましたね!

 

1巻以降の展開を知っていると、今後も活躍するメインキャラ達を、丁度この1巻の中で可能な限り登場させた!という感じがします!

アシリパや尾形は10巻以降くらいと比べると、結構顔が変わっていて、久しぶりに読んだらちょっとびっくりしました!

 

また、リスを捕まえて最終的にはつみれ鍋にして食べたのですが、ゴールデンカムイでは料理だったりアイヌ文化の豆知識だったり当時の日本の文化や情勢だったりも豊富に描かれていて、そんなところも面白いですよね!

 

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ゴールデンカムイ・次回2巻への考察や展開予想は?

 

今回久し振りに1巻を読み直したのですが、結構内容を忘れてしまっていました!

せっかく?なのでこのウロ覚えの状態で続きの展開を予想してみます!

 

とりあえず白石からの情報で、囚人はのっぺら坊から「小樽へ行け」と指示されていたことが判明したので、杉本達は小樽へ向かうことになるのでしょう!

そして小樽へ行けば、のっぺら坊の指示通り小樽へ向かっていた他の囚人達と遭遇するものと思われます!

 

しかし当然、囚人達も簡単には見つからないよう隠れていると思いますので…

何とか見つけようとする杉本とアシリパ、そこへ今回のラストで登場した鶴見中尉が、何らかの形で介入してくるのでは?と予想します!

 

杉本は尾形を瀕死に追い込んでいるので、尾形の上官と思われる鶴見とは、遭遇すれば当然ひと悶着あるでしょうね!

 

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ゴールデンカムイ ネタバレ1巻の感想と考察!「金塊に纏わる者達」まとめ

 

アイヌの金塊を目指して様々な人物の思惑が交差していくゴールデンカムイの物語ですが、一巻を読み返してみると、主人公である杉本の動機はとてもシンプルですよね!

 

第七師団の尾形と交戦した時に口にした、「惚れた女の為だ」というストレートな言葉はとてもカッコよかったです!

(もちろん親友の寅次から託されため、というのもあるのでしょうが)

 

1巻だけで三回くらい登場した「俺は不死身の杉本だ!」というセリフも、彼の強さや生き抜こうとする意志を感じられて、その後に見せる爆発力と相まってとても魅力あふれたセリフだと思います!

 

ゴールデンカムイ1巻は今後も活躍する主要キャラが顔見せ的に登場し、今後の展開への期待を煽りつつも…やはり何より、主人公である杉本の魅力と活躍がぎっしり詰まった巻だったと思います!

 

今回はここまで!

次回のネタバレもお楽しみに!

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